大学生向けに「ブルーピリオドはいいぞ」って話をした
3年ぶりに広島へ。
今年の新卒採用のリクルーターとして、久しぶりに出身研究室と接点を持っていた。
恩師とやりとりする中で、今回の講演を依頼された形だ。
自分も広島には行きたかったし、会社側も採用につながるならと、トントン拍子で話が進んだ。ちょうど緊急事態宣言がないタイミングであり、自分も3回目のワクチン接種を終えていて、タイミングが良かった。
ブルーピリオドはいいぞ
ノンジャンルで何を話しても良いということで、結構悩んだ。
大学3年生〜のこれから就職していく世代の方々に向けて、当時の自分に向けて「これを知っていたらよかった」、「これをやっててよかった」を共有しようと考えた。そして、小さくてもよいのでアクションにつながることを念頭に置いてテーマを考えた。
結局、「学び続けること」を主題にした。「複利と習慣」とどっちにするか少し迷ったが、直前にブルーピリオド(とマスターキートン)を読んでいたので、前者のテーマの方が作りやすそうだったからだ。
また、在学時の学長が「学問は最高の遊びである」と言っていて、これは自分も共感するところだったので、このメッセージを引用し、今の大学生・大学院生たちに伝えられればと考えた。タイトルは少し悩んで「自分の武器を編む」とした。
所属も掲載しており、幾分プライベートな内容が含まれるので資料は割愛するが、
加速度的に変化しているこの時代を生き抜く(≠生き残る)ためには、自分自身も変化する必要があり、そのためには学び続けようという趣旨でストーリーを作った。
講演では時間の関係上割愛したが、あえて強みやスキルとは書かず「武器」としているのは、身につけた力で戦えるレベルにあることをめざしてほしいという想いからだ。
そしてその武器を「編む」=「多くの素材を集めて、作る、編集する」ためには学び続けることが重要であるという想いを込めた(つもり)。
自分の武器を編む
= Learning × Iteration
= (Will × Input × Action × Output) × Iteration
= {(Vector × Decision) × Input × Action × Output) × Iteration
と因数分解できることを話し、それぞれを高めていく、習慣化していくことを伝えたつもりだ。すべて掛け算で示しているのは、どれか(とくにVector:方向性・熱意)がマイナスになるだけで、正しい方向に努力ができず、報われない結果になると考えている。
なるべくポップに伝えたつもりだが、伝わっただろうか。
1時間枠で30分程度話して、30分間質疑。研究室の後輩たちが来てくれたおかけで、質問は途切れることなく終わったのではないかと思う。
(15分程度喋る予定だったけど、少し話しすぎたのは反省)
(追記)大学のHPにも掲載されていた
結び
- 自分にとって「自分の武器を編む」ことが言語化できてよかった
- 出身大学で講演をするという何ともエモい経験ができた(ちなみに1年任期の客員教員になった)
- 大学まで6時間はキツすぎた
大学の周りは思った以上に変わっていなくて、学生時代のことを思い出して図らずも泣きそうになってしまった。郷愁である。