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これは、将来見返してそんなこともあったな、と自分が思うための備忘録である。
ここ最近は、なぜか調子が上がらず、鬱々とした気分で過ごしている。
思い当たることはいくつかあって、あまり仕事で活躍できていないな、とか最近受けた昇格試験でのフィードバックがずっと引っかかっていたりしている。
その課題感には気付いていて、こういう風にすればいいのだろうとわかってはいるつもりなのに、実際にできていなかったり。理想とするゴールのイメージが曖昧なのだろうか。そもそも、理想のゴールみたいなのって必要なんだっけか。と、30歳を目前にして曲がり角である。
悩む→考える
もんもんと悩んでいる状態って前進していなくて、無駄だよなと思ってたら、本田翼さんも同じことを言っていた。
(本田翼かわいい)
前進しない悩みを抱えて消耗して、自分で書いてて悲しい気持ちになってきた。
考えるのが面倒だから、本能的に避けてしまっていたのだと思う。
まずは、初心に帰ろう。
新入社員の時を思い出してみる。やることなすことすべて初めてで、1つずつ覚えて基盤を固めて、興味があることには身を乗り出して、「うまくできなかったなあ」とか思いながらできることを増やしていったじゃないか。X年目だからと、変にあぐらをかかず、目の前のことに集中して、1つずつ身につけていく心を構えよう。
次に、行動に落としこみできるように、考える範囲を絞ろう。
自分がコントロールできる範囲とコントロールできない範囲に分け、コントロールできない範囲で悩まないように意識する。7つの習慣でいうところの影響の輪に目を向けて、関心の輪はほどほどに受け流すのが良さそう*1。過去は気にせず、結果も気にせず、行動に集中する。
絞られた範囲の中で、さらに絞って注力する。潜る覚悟を決める。
自分は、どうしても意識が散漫になってしまう気があるので、期間を決めて1つのことに取り組むようにする。例えば、データベースもコンピュータサイエンス全般もネットワークも機械学習もプロジェクトマネジメントも全部気になるけど、全部を一気に追って、分散して得られる果実は大したことはない。量産品以下だろう。データベースを学ぶなら、データベースだけをやる。そう決めて、実戦するのみである。
そして、もう一つ大事だろうと思っているのが、すぐに身に付くこと/すぐに成果につながることを期待しないことだ。つまり、自分の研鑽がほとんど活きない短くない時間があることを覚悟し、それでもその分野に潜っていく必要がある。線形ではなく、指数の伸び方だと念頭においておこう*2
自分は天才ではないので努力で同じフィールドに立ちたいと思って生きてきた。
でも、ここ最近思うのはその努力の仕方はあっていたか?ということ。考え方・姿勢を変えるタイミングがきているのだと思う。結構しんどいけど、「ああ、この時考えて、行動してよかったじゃん」と思えるように、今の気持ちを書き出してみた。ゆるく、でも楽しく前進しよう。